地学

日本に生きるなら、地学!

 地学は、大きく宇宙分野、地球分野に分かれた内容と理解される教科です。月の満ち欠けや星の動き、温帯前線や寒冷前線の変化、地層について、等々。日本では義務教育の理科で触れられる分野となっています。

キャッチコピーにも示した通り、日本は地学的に特徴のある火山列島です。四季折々の景勝地、温泉や地熱、御影石など地下資源に恵まれる一方で、4種のプレートがひしめき合う私たちの足元は地震の好発地帯ともなっています。急峻な山は流れのはやい川を作り、時に大きな流れとなって私たちの住まいに迫ってくる、そんな土地なのです。

地学基礎は、主に文系生徒が学習する理科基礎科目の1つになります。自然災害と共に生きるための心構え、宇宙の生まれた不思議や、大気や水がめぐる仕組みなど、地球に生きる私たちにとっては必須といってもよい内容を扱う、興味深い科目です。

 

浦和南高校は、公立高校でも珍しい天体観測室を持つ学校です。

最も大きな天体望遠鏡は、径150mm 焦点距離 2.4m。

カメラと組み合わせれば、火星や木星を明瞭に見ることができます。