学校長挨拶

文武自考 ~解のない課題に立ち向かう人を育てる~

さいたま市立浦和南高等学校 第23代校長 相坂 賢将


本校は、昭和38年に開校し、今年で62年目を迎える全日制普通科の男女共学校です。2万人を超える卒業生が築いてきた半世紀を超える歴史と伝統の上に、今日の浦和南高校があります。

本校は、平成25(2013)年度入学生から進学重視型単位制高等学校に移行し、平成29(2017)年度からは55分授業導入及び「土曜授業」(年8回程度)を実施により、週34単位の授業時間を確保し、学力向上と進路希望の実現に力を入れています。学校行事では、体育祭、文化祭、2年次にはオーストラリアへの「海外研修旅行」(修学旅行)など感動的な体験ができます。部活動では、全国制覇6回を誇るサッカー部をはじめ、卓球部、陸上競技部、書道部、バトン部など運動部・文化部あわせて32の部活動が活発に活動しています。

『文武自考~「解」のない課題に立ち向かう人を育てる~』を目標に掲げ、日々の教育活動を展開しています。初めは誰も答えを知らないという課題に遭遇した時、まず自ら考え、「解」のない課題に立ち向かうことができる、粘り強さを身に付けることが大切です。

そして、『文武において高きに挑み、深く学び、地域社会・国際社会に貢献することができる「知・徳・体」の調和がとれた人材を育成する学校』を目指す学校像に、その実現に向け、豊かな経験と高い指導力のある教職員が全精力を注ぎます。ICTを活用した学習活動、盛んな学校行事、様々な部活動など、「文武自考」の場が整っています。

浦和南高等学校は、生徒の皆さん一人一人を、解のない課題に立ち向かう、勇気ある「文武自考」のできる人に育成します。そして、皆さんの志を大切にして、可能性を最大限まで伸ばすことを目指します。

皆さまには、御支援、御協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。