物理

『物事の理を数学で語る』ために、

大学が待っている!

   

言葉が人の思いを伝える手段であるように、数学を用いて世の中の現象を表現することが、物理の有り様です。授業では、物の動き方(力学)、音や光の伝わる様子(波動学)、電気や磁石の働きや振る舞い方(電磁気学)、熱さ冷たさの表現(熱力学)について、中学校までの知識と大学での学識の間を繋ぐための学習を行います。

 身の回りの物理現象のうち目に見えるものは数学を用いて一般化し、目に見えないものは数学を用いて可視化します。日常生活の中で使用する場面があまりない高校の数学で学ぶ「ベクトル」「微分」「積分」等は、そのための言葉であり調べでもあります。

 授業は「実験・観察」→「理論講義」→「演習」の繰り返しで進みます。浦和南高校の充実したICT環境を活用して、教室で実施確認しにくい現象も視覚認識することができています。また、各大学が公開しているシラバスや授業ノートを参照し高校の枠を超えた教材に取り組むことも行っています。

 直接関わる理工学系学部だけでなく、MRI等の医療系学部・音響映像関連の学部、スポーツ生理学系学部などでも基礎的な物理学の知識を要求される大学もあります。自分の進路の可能性を広げるため、浦和南高校で物理基礎・物理を学んで見ませんか。担当教員一同、尽力いたします。