海外研修旅行(オーストラリア)

海外研修旅行

2年次に全員が4泊6日の日程でオーストラリアへの海外研修旅行に参加します。英会話を実践する場をつくることで、日頃の英語学習へのモチベーションが高まります。現地校との交流やファームステイなどをとおして異文化を体験し、国際人を目指すはじめの一歩を踏み出します。浦和南高等学校では、全員が在学中に英検(実用英語技能検定)2級の取得を目指すプログラムに取り組みます。日常英会話レベルの英語力はマスターできます。

 

2024(令和6)年度は海外研修旅行(オーストラリア、A団11月25日出発,B団11月26日出発)を実施しました。

2023(令和5)年度は海外研修旅行を復活させ、実施しました。

2022(令和4)年度は2021年度同様、国内研修旅行(紀伊方面)に変更になりました。

2021(令和3)年度は、新型コロナウイルス感染拡大のため海外研修旅行は中止となり、国内研修旅行(九州方面)に変更になりました。

 

 

 

 

 

2024(令和6)年度 オーストラリア研修旅行

以下は2024(令和6)年の研修旅行の様子です。

A団(2024(令和6)年11月25日~30日)、B団(11月26日~12月1日)の2団に分かれてオーストラリアのゴールドコースト方面で研修をしました。ゴールドコーストはオーストラリア・クイーンズランド州の東南部に位置する、オーストラリア最大の観光都市です。


第1日

初日の夕方、上野公園に集合してスカイライナーで成田空港に向かいました。前日出発のA団は事故で電車が遅れましたが、添乗員さんの指示に従って、まとまって無事移動できました。

搭乗、出国手続きもセルフで行います。皆、教え合いながら、画面の指示に従って手続きを済ませました。

 ブリスベン行きは夜便です。夜食、朝食の時間が短く、ちょっと寝不足気味の人が多かったかもしれません。


第2日

到着後、最初に向かったのはブリスベン市内を一望できるマウントクーサ展望台です。市街地の向こうの大地や海に、オーストラリアの広大さが感じられます。

 夏のオーストラリアは、朝から非常に暑く、売店のアイスコーナーに長蛇の列ができていました。

ファームステイや自主研修が多いので、数少ない集合写真の機会です。こちらのA団は天気に恵まれましたが、B団はにわか雨が降り出して、慌てて写真を撮り、撮り終わった直後にカンカン照りと、天気に翻弄されました。

展望台の後は、ローンパインコアラサンクチュアリという、コアラやカンガルー、エミューなどオーストラリアに棲む動物に特化した動物園の見学です。

カンガルーやエミューは放し飼いになっていて、エサをあげることもできます。カンガルーは暑くて、日陰でゴロゴロしている子たちばかりでした。園内は他にトカゲや大きな鳥も棲息していて、目の前を急に横切ったり、お弁当を狙ってきたりします。

2日目午後はブリスベン市街に戻り、班別自主研修です。集合場所のシティホール前には大きなクリスマスツリーがあり、写真を撮ってから解散しました。歴史的建造物を観たり、川の町なので川辺を散歩したり、英語を使ってお土産を買ったりしました。新しく大きなカジノビルが建ち、無料開放している23階の展望台は、生徒も先生方も見学に行きました。

自主研修の中心クイーンストリートモールにある、ガイドさんお勧め、地元水揚げの新鮮な食材を使った海鮮系中心のレストランです。生徒もここぞとばかりに大きなエビやステーキを注文しています。ウェブ注文にはQRコードとショートメール、クレジットカードが必要なので、生徒たちはメニューを片手に英語で現金注文をしていました。


第3日

3日目午前は学校訪問です。オーモーウッズ州立高校を訪問して、交流会でお土産を渡して歌を披露し、お返しに記念品をいただき、バディの生徒たちと一緒に各授業に参加しました。美術、体育、先住民族の文化を学ぶなどの授業の他、ティータイムなども楽しみました。こちらは美術で、パスタで橋などを作る課題です。

体育はサッカー、バスケットボール、ダンスなどをホスト校の生徒と楽しみました。こちらはダンスの授業で、曲に合わせた振付を覚え、最後にペアやグループオリジナルの振りを足して完成です。中には相手を抱き上げる振りなどもあり、笑いの絶えない楽しい授業になりました。


第3日~第4日

学校交流の後は、ボーデザートにある施設でファームのホストファミリーと対面しました。明るいご家族ばかりで、早速会話をしながらそれぞれの家庭に散っていきました。

 翌日(4日目)のファーム視察は3軒回り、最後の1軒ではテラスでお茶をごちそうになりました。ヤギの赤ちゃんにはこの班の生徒も先生方も大喜び。なぜか、ヤギは八木先生に一番なついていました。


第5日

5日目、ホストファミリーとの涙のお別れの後はゴールドコースト自主研修でした。7年前と同じく、A団は好天、B団は雨天という巡り合わせ。風も強い中、B団7組の6人の勇者たちが無人の海に挑みます。冷たい海からすぐに上がり、ビーチフラッグを始めたと思ったら、旗を取る代わりにまた海にダイブするという元気ぶり。感化された地元の人も20人くらい泳ぎ始めました。

こちらA団は天候に恵まれ、シーワールドに出かけた班は水族館、遊園地共に大いに楽しめたようです。

 半日の長い自主研修でしたので、翌早朝に出発するのがつらそうな生徒も多かったように思います。A、B団それぞれ空港で荷物預かり機の故障に巻き込まれ、慌しくオーストラリアを後にしましたが、全員無事に帰国しました。