英語

南高から世界とつながる人材を

―開け、世界への扉!―

浦和南高校英語科では、英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに、よりよい進路実現と、社会に貢献できるグローバル人材の育成を目標に、様々な取り組みを行っています。

 1年次ではJTEの授業で英文法の基礎を固め、総合力をつけるとともに、ALTとのティームティーチングでコミュニケーション・簡単なディベート・レセテーション・タブレットを利用したプレゼンテーション・エッセイライティングなどの能力をつけていきます。

 2年次ではJTEの授業で英文法を総復習し、作文・読解・リスニング等の総合力をつけるとともに、ALTとのティームティーチングでディベートを行い、論理的に意見を展開し、討議する力を養います。

 

♦力を測り、進路につながる検定試験活用

 大学入試でも利用が広がっている実用英語技能検定(英検)を全員が受験して実績を残しています。卒業時までにほぼ全員の生徒が英検準2級に、半数以上が2級を取得しています。1年次で準2級、2年次で2級の合格を目指します。夏休みに英検の講座をもうけています。準1級を取得する人もいます。英検を利用し、大学受験をかなり有利に進めることができます。

 

♦ICT教材を活用した学び

 各教室のプロジェクターはもちろん、タブレット(iPad)も積極的に利用した目で見て、耳で聞いてわかりやすい授業をしています。

例えば2年次のディベートでは、ALTがタブレットに配信したプリントに直接自分の意見を書き込みます。自分の意見を書き終わったら、クラスメイトと共有し合い、情報を整理していきます。それぞれの生徒が考えたメモをALTがスクリーンでクラス全体に提示し、次回の活動につなげるためのアイデアを補足します。

 

♦校外での活動

 令和4年度は高英研のスピーチコンテストに2年次の生徒が参加しました。県内30校の生徒が一堂に会し、自分の意見や考えを英語で発表しました。また、高英研の英作文コンテストに1・2年次より6名が参加し、1年次の1名が奨励賞を受賞しています。模擬国連にも参加し、他校の生徒、海外の生徒と交流しています。日本JRCとしての活動にも参加しました。

 海外の活動としては、コロナのために途絶えていた海外修学旅行が復活し、オーストラリアでファームステイをする予定です。希望者対象の海外研修も復活し、約2週間のニュージーランドへの生徒派遣を再開する予定です。ニ

ュージーランドからの生徒の受け入れもあります。令和5年度は3年次の生徒の過程でホームステイをし、高校生活を送っています。バレー部にも所属し、楽しく活動しています。

♦きめ細やかな指導

 1年次から3年次まで、すべての年次で少人数での授業を実施しています。1年次の英語コミュニケーションⅠ、論理・表現ではALTとの会話練習やスピーチ、ディベートなどを、2年次のコミュニケーション英語Ⅱ(うち1単位はALTによるディベート授業)では英文法・英作文や外部検定試験に関連した学習を、そして3年次では英語探究で大学入試に対応した発展的な学習を20人程度の人数で行っています。先生と生徒の距離が近いため質問もしやすく、英作文や発表に対する先生からのフィードバックもより詳細にできるメリットがあります。授業外でも試験対策などを行っています。

♦オンライン英会話

 さいたま市のプログラムの一環として、インターネットを通じて外国人講師と1対1で英会話ができるプログラムがあります。1年次全員がフィリピンにいるプロの英語講師と、日常生活で役立つ表現を学んでいます。希望者は授業とは別に放課後に10回程度実施しました。

【カリキュラム】

1年次

英語コミュニケーションI(4単位)

論理表現Ⅰ(3単位:うち1単位は1クラス2展開の少人数制を実施し、ALTとのTeam Teachingを行っています。)

 

2年次

英語コミュニケーションⅡ(4単位:うち1単位はALTとのTeam Teachingを行っています。)

論理表現Ⅱ(2単位:1クラス2展開の少人数授業を実施しています。)

 

3年次

英語コミュニケーションⅢ(4単位)

論理表現Ⅱ(2単位)

英語探究(2単位:選択授業で、受験に即した英語学習を行っています。)

実践英語(2単位:選択授業で、発展的な英語学習を行っています。)