探究プログラム

キャリア形成の第一歩

様々な感動体験をとおして「探究する力」を育成します


日本も、世界も、新型コロナウイルスの感染拡大防止という課題に立ち向かっています。まさに「正解」のない課題です。「正解」は一つではないでしょう。皆さんの今までの勉強の多くは、一つの答えのある問題を解くことでした。しかし、このように何が問題か分からない場合もあれば、問題が分かったとしても誰も答えを知らないという状況に遭遇します。21世紀を生き抜く皆さんは、この「解」のない課題に立ち向かう能力を身に付けることが必要です。

新たな時代、未知の領域に挑戦するとき、求められるのは「課題解決能力」です。

高校時代、思考力と表現力を身に付け、自らの夢に向かって道を切り拓いてもらいたいと望んでいます。

浦和南高等学校では、生徒の自主的な活動を支援し、本校オリジナルの感動体験をとおして、グローバルな視点や探究的な視点を育みます。


社会探検工房

研究所・大学等の公的機関や民間企業を訪問し、第一線の研究活動や企業活動に触れ、また一流の研究者・技術者・経営者等から今日の最先端の話を伺います。そして、この感動体験をとおして生徒の好奇心や探究心を沸き立たせ、将来の進路設計の契機になることを目指します。

2019(令和元)年度実施

2019(令和元)年7月29日、30日にテレビ朝日、ヤフー株式会社Yahoo Japan Corporation、産業能率大学、日本科学未来館を訪問し、充実した研修を行いました。

第1日の午前中は「テレビ朝日」を訪問し、小道具等の見学、スタジオ見学、副調整室見学、スタジオセット見学などを通してテレビ局の仕事について理解を深めました。午後は「yahoo」を訪問し、オフィス見学、ヤフーニュースの見出しを考える演習を行い、情報発信の仕事の一端に触れました。宿舎のオリンピックセンターでは、今日の見学先から一つを選び、見学で学んだことを一枚のシートにまとめてプレゼンをしました。

第2日の午前中は「産業能率大学」で、「プレゼンに役立つロジカルシンキング」と題し、人に伝えるための「論理的な考え方」について演習を行いました。午後は「日本科学未来館」を視察し、11月に近隣の小中学生を案内する「ジュニアインタープリター」に向けて下見をしました。

2020(令和2)年度はコロナ禍のため日帰り実施

2020(令和2)年10月3日(土)本校会議室にて、「産業能率大学」の横井 真人教授から「ビジネス基本講座」をzoom利用したオンラインで受講。

生徒から先生へ質問が出るなど活発に売れる商品はどうすればよいか、もうけが出るためにはどうすればよいかなどパン店を題材に学びました。

11月13日(金)野村総合研究所(NRI)主催の「IT戦略体験プログラム」に午後から参加。講義の後にチームに分かれて対戦です。

「プログラムは、カードゲームを通じて空のコンビニエンスストアチェーン「NORIマート」の業績を、新しいシステムの導入で改善する内容となっています。グループに分かれ、経営者やコンビニの店長、来店するお客さんたちのヒアリングシートを見ながら、限られた予算と期間で、どういったシステムを作れば、最もコンビニの利益を上げられるかに挑戦」という内容でした。

事前講義の甲斐もあって、どのチームも売り上げを伸ばすことができました。

海の生物学(2019年度)/ 陸水の生物学(2022年度)

東海大学海洋研究所(静岡県静岡市)と連携して実施している浦和南高校オリジナルの臨海実習です。参加生徒は、海洋生物の採集・発生・解剖などの実習をとおして生物学への興味・関心を深めます。大学ならではの本格的な施設設備を利用するなかで、理系の探究心を育てます。

羽生水郷公園にあるさいたま水族館にて、日帰りの淡水生物観察会を実施しました。海とは異なる湖沼の生態系について、自らの手で生物を採取し、調査探究するプログラムです。実施できない時期を乗り越えて、開催しました。※特別に許可を得て採集を行っています。

2022(令和4)年度実施(2,3年度はコロナのため中止)

 2022(令和4)年10月1日、羽生市にあるさいたま水族館(羽生水郷公園内)にて、飼育課長の藤嶋先生と職員の皆さま、埼玉大学教育学部の日比野先生と学部生、院生の皆さまのご指導のもと、淡水生物の観察会を実施しました。

※今回の研修は、専門家の指導の下、普段は入れない場所での実習、触れない生物などの採集を、特別に許可を頂いて行いました。公園内は来園者による釣り、過度な採集は禁止とされていますので、ご了承下さい。

国指定天然記念物「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」で、希少な水生食虫植物ムジナモを観察
網を使って、「ガサガサ」!エビや小魚が捕れました。

午後は、採ってきた生物の種類を確かめる「同定」を実施。図鑑を見たり、水族館内で実物を確認したりしながら、生物の名前を突き止めていきます。

 実際に生物がすんでいる土地に出かけて、その場で観察する。理科の世界ではとても重要な実地研修が実現できました。今後も、継続してホンモノに触れる機会をつくっていきたいと思います。

Sports-Tech and Business Lab

浦和南高等学校は、49の企業、大学、自治体が参加するテクノロジー活用によるスポーツ事業創発コンソーシアム 「Sports-Tech & Business Lab」(事務局: NTT データ経営研究所)に高等学校として全国で唯一参加。部活動を科学的に分析することで生徒の課題解決能力を育てます。

スポーツとビジネスの共通点は何でしょうか。正解のない課題に取り組むこと、チームで探究しながら前進すること、目標を達成するために全力で取り組むことなどでしょう。このプロジェクトを通じて、浦和南高等学校では生徒の「社会で必要な力」を伸ばすことができるかを検証しています。

様々な部活動で実施

本校では様々な運動部がこのプログラムに参加しています。自分たちの試合を録画して、コンピュータで科学的に分析し対戦相手に勝つ戦術を考えています。一人一人が研究し、それをチームメートの前でプレゼン発表し、共有することでチーム力を高めています。