令和7年度 第1学期始業式校長講話
令和7年度第1学期がスタートしました。浦和南高校の保護者の皆様、さいたま市南区辻地区の皆様、浦和南高校の関係者の皆様、今年度も本校の教育方針を御理解いただき、御支援と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
【第1学期始業式校長講話】
皆さん、おはようございます。校長の相坂です。
2週間の春休みが終わり、本日から令和7年度1学期がスタートします。春休みには、勉強や部活動に、時間を上手く使って、新年度に向けた準備ができたでしょうか。令和7年度のスタートを迎えるにあたり、皆さんに3つお話ししたいと思います。
まず1つ目は、文武自考。南高生の皆さんには、引き続き、「文武自考」してもらいたいと思います。文武、つまり学習と部活動など全ての教育活動において、自考、つまり自ら考え、習得した知識をフルに活用して、まず、問題や課題を掘り起こし、それを解決する方法を考え、そして、自分なりの解決策を見出すトレーニングをしましょう。勉強にも部活動にも、全力で取り組みましょう。
2つ目の話ですが、3月に310名の卒業生が新たな道へ歩み出していきました。進路実現に向けて、逆算×チャレンジをモットーに、自分の第1希望の進路実現のため、受験勉強を頑張ってくれました。4月1日(火)現在、国公立大学24名、早慶上理に7名合格しました。これは過去10年で最高の結果となりました。
また、昨年度バトン部が、1月東京都で開催された令和6年度ダンスドリル ウインターカップ全国高等学校ダンスドリル冬季大会全国大会メジャーレット部門(バトン)に出場し、見事、部門1位を獲得しました。南高バトン部、初の全国優勝となりました。
そして、令和7年度入学者選抜を実施し、最終倍率が1.52倍で、県内公立高校で3位の倍率となりました。昨年度、1.28倍でしたので、+0.24倍。合格者の平均点も、昨年と比べ上がりました。
本日、325名の新入生が入学してきます。4月から、皆さんには2・3年次生として「最強の上級生」となって、一人一人が意識を高く持って、南高を引っ張っていってほしいと願っています。勉強、学校行事、部活動に、2・3年次生が「最強の上級生」となって、活躍することを期待しています。
3つ目の話として、南高生は仲間である、チームであるということ。今年度、浦和南高校に在学する3年生から、本日の入学式を経た1年次生まで957名は、絆の深いチームの一員、チームメイトです。勉強・学校行事・部活動は、どれも団体戦です。南高の学校行事には、体育祭、文化祭、海外研修旅行など、様々な行事があります。クラスの一員として協力し、様々な人々と協働して学ぶ、共に探求するという経験を、数多く積み上げることが重要です。
そして、その時、その時を目一杯楽しめる人になりましょう。達成感や充実感は自分でつかむもので、待っていては誰も与えてはくれません。自分ら体を動かして、楽しさをつかみ取り、前進する力を養ってください。
また、勉強も、団体戦です。競い合い、教え合い、励まし合い、が必要です。これは、部活動も一緒です。切磋琢磨しながら、お互いを励まし、競い、良き仲間でありライバルが伸ばしてくれるのです。南高生、教職員が一緒になり「チーム南高」で、この1年を乗り越えていきましょう。
最後に、南高ホームページには、「南高リアルタイム」、「ニュースリリース」にて、随時情報を更新しています。南高生の活躍をお互いで称賛し、ぜひ「いいね!」ボタンを押してください。
南高生の皆さん、令和7年度を素晴らしい年にするため、「文武自考」をモットーに、今日から、また一緒に頑張っていきましょう。
南高生の皆さん
将来の夢を持ち続けましょう。
そして夢を語りましょう。夢を実現させる1歩となります。
常に志高く。 以上