ニュースリリース

令和7年度 第3学期修了式校長講話

本日、令和7年度3学期修了式を行いました。

 

本校保護者、南高関係者、地域の皆様、1年間御支援と御協力をいただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。来年度も引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

【令和7年度 第3学期修了式校長講話】

皆さん、おはようございます。今日で令和7年度が修了し、明日から春休みに入ります。これから春休みを迎えるにあたり、1年間を振り返り、皆さんに3つお話ししたいと思います。

 

まず1つ目は、卒業した3年生は「逆算×チャレンジ」をモットーに、自分の第1希望の進路実現のため、受験勉強を頑張ってくれました。

 

3月23日(月)現在、国公立大学10名、早慶上理に6名、GMARCHに43名、海外大学に1名合格しました。

昨年度は、国公立大学24名、早慶上理に8名、GMARCHに47名合格し、過去10年で最高の結果でしたので、今年度は、年内入試で進路決定する生徒が増え、共通テスト・一般入試まで頑張る生徒が減りました。

 

いかに、共通テスト・一般入試まで頑張るかが、課題となっています。受験勉強は団体戦です。「逆算×チャレンジ」をモットーに、仲間と励まし合いながら、第1希望の進路実現に向け、勉強に取り組んでください。2年生は0学期が終わりますが、勉強に取組んでいるでしょうか。なかなかエンジンがかからない人がいたら、仲間を励まし、やる気スイッチを入れましょう。

 

今年度の部活動では、バトン部が1月10日(土)京王アリーTOKYOで開催された、令和7年度ダンスドリル ウインターカップ全国高等学校ダンスドリル冬季大会メジャーレット部門(バトン)に出場し、見事、部門1位を獲得し、全国優勝2連覇を達成しました。

 

また、女子ソフトテニス部、陸上競技部、卓球部が関東大会に出場しました。他にも、多くの部活動が県大会に出場し、様々なところで南高生の活躍が見られた1年間でした。新年度には、関東大会予選、インターハイ予選等の大会が行われます。各部活動の活躍を期待しています。

 

2つ目の話は、令和8年度入学者選抜が、2月26日(木)学力検査、3月3日(火)追検査を実施し、3月6日(金)合格発表を行いました。最終倍率が1.38倍で、県内普通科の公立高校で5番目の倍率となりました。昨年度、1.52倍でしたので、-0.14倍下がりました。来年度から、私立高校も含めた授業料無償化により、私立高校人気、公立高校離れが影響していると考えられます。

 

それでも、県内普通科の公立高校で5番目の倍率でしたので、南高関係者や地域の方々から、南高すごいですね、との言葉をいただきました。「南高生が頑張っているからです。」と答えいます。今年度5回行われた学校説明会にて、校長自らプレゼンを行って、南高生の頑張っている姿をアピールしてきました。

 

だからと言って、私立高校人気、公立高校離れを、黙って見ているわけにはいきません。南高のさらなる魅力化について、今年度1年間掛けて、全職員で検討してきました。重大発表は、来年度5月の予定です。ヒントは、南高ホームページにあります。気になる人は、探してみてください。

 

ここにいる1・2年生は、全員進級が決まり、4月8日には、324名の新入生が入学してきます。4月から新2・3年生として、皆さんには「最強の上級生」となって、一人一人が意識を高く持って、南高を引っ張っていってほしいと願っています。

 

3つ目の話は、昨年の3学期終了式で、帝京大学ラグビー部の話をしました。早稲田・慶応・明治といった昔からの伝統校を破り、あまり実績のなかった帝京大学が9連覇を達成した話です。当時の帝京大学ラグビー部岩出監督の講演での話をもう一度、皆さんにお話しします。 

 

帝京大学ラグビー部では、最上級生である4年生がもっとも働きます。ほうきや雑巾をもって駆け回り、食事の支度や片付けなど、いつもとても忙しそうです。合宿最終日の打ち上げなどでも、4年生がもっとも場を盛り上げることを求められ、毎年、工夫をこらした出し物で、後輩たちを笑わせています。運動部にありがちな、上級生が威張り散らす空気はまったくなく、学年があがるにつれ雑用が減ってラクになるのではなくて、むしろ反対に、学年が上がるにつれてどんどん雑用が増え、大変になっていきます。

 

なぜ、そんなことをしているのかというと、大学にもラグビー部にも入ってきたばかりの1年生には、余裕がないからです。自分以外の人のために働くには、まず自分に力が蓄えられていなければなりません。

 

そもそも、自分のことで精一杯のときには、周囲を見渡せる余裕がありません。人のため、チームのために気を配り、行動することは不可能なのです。安心してラグビーに打ち込めるのも、安全なグランドで思い切ったプレーを存分にできるのも、快適な寮生活を送れるのも、すべて、余裕のある人、つまり上級生の支えがあって実現できていること。そうした大切に扱われている環境の中で、「自分を大切にする」ということを学び、じっくりと自分を見つめることから始めているそうです。

 

そうした教えの中で育った「最強の上級生」が引っ張っている集団は強いと思います。これは、部活動だけでなく、組織や会社なども同じです。

 

4月から2・3年生として、皆さんには「最強の上級生」となって、一人一人が意識を高く持って、南高を引っ張っていってほしい。浦和南高校が益々発展するために、ぜひとも「最強の上級生」として、尊敬される上級生であってほしいと願っています。

 

明日から、春休みに入りますが、勉強に部活動に時間を上手く使って、新年度に向けた準備をしてください。そして、どうか事故のないよう注意して、新学期に元気な顔を見せて下さい。

 

南高生の皆さん

将来の夢を持ち続けましょう。 

そして夢を語りましょう。夢を実現させる1歩となります。

常に志高く。  以上