避難訓練講評
2学期が始まり、9月5日(土)までが「防災週間」になっていることもあり、避難訓練を実施しました。以下のとおり避難訓練講評の概要を掲載します。
【避難訓練講評】
本日の避難訓練の講評として、少しお話します。
避難訓練では、1秒遅れることが命取りになってしまいます。今日の訓練では、全ての報告が完了し、みなさんの無事が確認できるまでの時間は、6分57秒でした。 昨年度は、6分32秒でしたので、+25秒掛かりました。昨年よりも、ちじまらなかったので、改善しましょう。
近年頻発する地震や、豪雨、猛暑、台風などの異常気象も含め、「天災は忘れた頃にやって来る」のでなく、今や「いつでもやって来る」ことを自覚しないわけにはいきません。
夏休み中に起きた熊本地震について、お話しします。令和8年熊本地震は、2026年7月28日16時27分に熊本県で発生した地震です。地震の規模は、マグニチュード7.1、震源の深さは16kmで、熊本県の宇城市と八代郡氷川町で最大震度7を観測しました。
国内で震度7を観測する地震は、2024年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震以来2年6か月ぶりです。また、熊本県内では平成28年熊本地震2016年4月14日・16日以来、10年3か月ぶりに震度7を観測し、熊本県内で3回目の震度7を観測する地震となりました。
被害の状況は、総務省消防庁発表の2026年8月27日10時00分時点で、亡くなられた方38人、住宅の全壊1,730棟、半壊3,139棟となっています。熊本地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、残念なニュースがありました。嘉島町にあるイオンモール熊本では、地震発生から約1時間20分経った17時50分ごろに、爆発が発生しました。2階が崩落し、多数の人が閉じ込められました。
現場では、緊急消防援助隊や警察・自衛隊が連携し、建物内で呼びかけに反応があった場所を中心に捜索活動を行いました。28日夜に記者団に対し「爆発の原因かどうかは分からないが、ガスが漏れていたとの報告がありました。
爆発により、建物の2階部分や外壁の一部が崩落し、7名が死亡、26名が負傷しました。死亡した7名は、全員テナント(専門店)の従業員でした。
さて、災害から命を守る一番簡単で一番シンプルな対策は、何かあったら避難するということです。
おかしもちは、防災時の合言葉で、避難するときの5つの約束をまとめた言葉です。
お:おさない(周りの人を押さない)
か:かけない(走って逃げない)
し:しゃべらない(静かに先生の話を聞く)
も:もどらない(一度避難したら取りに戻らない)
ち:ちかづかない(危ない場所に近づかない)
地震・火事・水害などで避難するとき、混乱や二次被害を防ぐための基本行動として使われていますので、覚えてください。
想定を超えた災害の常態化を前提に「自分は大丈夫」という過信を捨てることが不可欠です。
命を守るために最も大事なのは、早く安全な場所に逃げることです。そして、熊本地震を教訓に、もどらない(一度避難したら取りに戻らない。)ちかづかない(危ない場所に近づかない。)、ことです。
南高生の皆さん、災害発生時には、避難訓練などを通して、日頃から取るべき行動を意識しておくことが大切です。以上で講評とします。