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【校長ブログ】古代エジプトのロマン「三角比」

浦和南高校では、高校で理解度に差が出やすい「数学1」「数学A」「数学2」「数学B」「物理基礎」「化学」では少人数授業を実施しています。9月24日、浦和南高校太田敏之教諭の1年生「数学1」三角比の授業です。生徒は中庭に出て、メジャーと分度器を使って、校舎の高さを算出することに取り組んでいます。

三角比は、古代メソポタミアやエジプトからずっと考えられ、紀元前2世紀に、アレクサンドリアの学者ヒッパルコスによって整理されたと言われています。三角比は何のために考え出されたかというと、測量のためです。つまり長さや距離を測るために、生み出された考え方です。

長さや距離といっても、身長とか、玄関までの距離とか、そのような小さなスケールではありません。三角比を使えば、遠くの山の高さを測れたり、ピラミッドの高さの測定もできたのです。数学から歴史のロマンも感じられます。

浦和南高校では、現在ハイブリット型授業を行っています。自宅でオンライン授業に参加している生徒には、オンライン会議システムZoomを活用し、パソコンを通して測定の様子を配信していました。