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練習のテーマ 「下から上」

ソフトテニスの練習のテーマとして、「下から上」というのがあります。ソフトテニスはボールが非常に軽く、ラケットも硬式テニスに比べて軽いことから、ボールに飛んでいく方向を伝えることが難しい競技になっています。そこで、ラケットを使ってボールに回転をかけることによってコート内に落ちるようにコントロールしてやる必要があります。そのためにはどうしても、ラケットを下から上に振る必要があります。そこで下から上にラケットヘッドを移動させる必要が出てきます。それが練習テーマとしての「下から上」ということになります。これはサーブやスマッシュといった、上から下繪内降ろして打つ(と思われる)ストロークについても同じことが言えます。下から上に向かってボールに回転をかけるという感覚を身に付けることによってボールに十分に回転がかかり、コートに落ちます。これはそれ相当高い技術レベルになります。一見上から下に打っているように見えて、意識は下から上ということなので、考え方を変えて練習する必要があります。

こういった技術は言葉で説明するのは難しいですね。一緒にやって出ないと伝わらないことも多いです。でも、このサーブをいったん身に付けてしまえば、ほとんどフォルトすることはありません。そればかりかコースを狙って、レシーバーのフォア、バック、ボディ、ファーなど狙うことが容易になります。そういった技術は時間もかかりますので、高校3年間(実際には2年と1カ月)ほどでやっと実につくかどうかということになります。

浦和南高校で、入って狙えるサーブを打てるようになりましょう。