ニュースリリース

【校長ブログ】先生方も勉強しています。新しい学習評価(2021年10月10日)

10月7日、浦和南高校では、来年4月から実施される新学習指導要領に基づく観点別評価の教員研修会を行いました。講師として、埼玉県立浦和特別支援学校の渡部 剛教頭先生にご来校いただきました。渡部教頭先生は、埼玉県教育委員会高校教育指導課で指導主事としてご活躍され、教育課程の専門家です。

 新しい学習指導要領は、学校教育法の学力の3要素(「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力等」、「主体的に学習に取り組む態度」)を議論の出発点として、育成すべき資質・能力を3つの柱「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」で整理しています。

 『生徒にどういった力が身についたのか』という学習の成果を的確に捉え、教師が指導の改善を図るとともに、生徒自身が自らの学習を振り返って次の学習に向かうことができるようにするためにも、学習評価の在り方は重要であり、教育課程や学習・指導方法の改善と一貫性のある取組を進めることが求められます。

 研修会の最後に、渡部教頭先生からご自分が若手教員の頃に感銘を受けた先輩教員の言葉を紹介いただきました。「授業 = 教科指導ではない。授業とは、教科指導であり、生徒指導であり、進路指導であり、教育相談である。授業は、指導のすべてである。」