【校長ブログ】南十字星1
本校は、さいたま市の最南端に位置することから、校章や校歌に「南十字星」がモチーフになっています。私も校長になり、いろいろ調べてみました。
大航海時代に、未開の大海へ旅立ったヨーロッパ人には、南十字星が道標になっていました。
南十字星は、「みなみじゅうじ座」という星座をつくる4つの星を意味しています。南半球にある星座のため、日本では(ごく一部を除いて)見ることができない星座です。全88星座の中で1番小さく、天の川の中にあるのですが、1等星を2個も持つため、たいへん目立っています。大航海時代(15~16世紀)には、この星の並びを南の方角を知る星として、航海の道標になっていました。
1等星は全部で21個しかないのですが、そのうち2個が「みなみじゅうじ座」にあり、それがほぼ南極(真南)の方向に光り輝いているというのは、何か特別な星のように思えます。
浦和南高校の生徒には、大航海時代に人々を導いた南十字星のように、光り輝く人になってほしいと思います。
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