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今日は立夏

今年の5月5日は「立夏」、暑い日になりました。立夏とは二十四節気のひとつで、「夏が立つ」と書くように、夏の兆しが見え始める頃という意味だそうです。暦の上では立夏から夏に入るため、いわゆる初夏にあたります。二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、小寒から始まり、春分、夏至、秋分などがあり、最後は冬至となります。

「立夏を迎え、暦の上では夏となりました」と言われることが多いですね。なお、立夏から8月初旬の立秋の前日までが、暦のうえでは夏になるそうです。さわやかな季節になっていますが、これから気温や湿度が高い日も多くあることから、熱中症に気を付ける時期でもあります。

まだ身体が暑さに馴れていない時期は、塩分濃度が濃い汗をかくと言われています。スポーツなどで積極的に汗を流す人は、暑熱馴化(しょねつじゅんか)をすることで汗による体温調節機能を向上させるとともに、汗の塩分濃度が下がり、水分と塩分などが失われておこる脱水症や熱中症のリスクを下げることができます。

暑熱馴化とは身体を暑さに順応させていくことで、身体にそなわっている発汗機能を向上させ、塩分の喪失を抑制し、サラサラの汗にしていことができます。これによって、汗をかいても水分補給で体液バランスを元の状態に回復しやすくなるとのことです。

逆に、暑熱馴化していない人は、同じ暑さの中で運動した際に失われる塩分が多く、脱水症や熱中症にも繋がりやすいと言われています。コロナ禍でマスクを着けている時間が長いこともあります。登下校時も水分補給を行うなど、十分注意して生活していきましょう。