本日は「世界教師デー」

日本ではあまり知られていないのですが、本日１０月５日は、ユネスコが制定した「世界教師デー」です。

これは、世界中の教師に対する支援と理解を求める目的で制定されたそうです。また、この日を通じて、教師が教育をおこなう権利と将来を担う子どもたちが教育を受ける権利、それぞれの重要性を確認する日でもあります。

１９６０年代、ユネスコと「国際労働機関（ＩＬＯ）」は、小学校や中学校教師の地位向上を目標とした活動に乗り出し、１９６６年１０月５日には「教員の地位に関する勧告」が採択されました。

この日を記念し、１９９４年に定められたのが「世界教師デー」です。教育を受ける権利は基本的人権であり、子どもたちに適切な教育を提供することが国の責任であることをアピールしています。

現在、世界１００以上の国がこの日を祝い、この日を中心にユネスコは国際会議などを開催しているそうです。

世界中には教育を十分に受けられない子どもたちがたくさんいます。平和な日本で、毎日学校に通えることは、とても幸福なことです。

気候も涼しくなり「勉学の秋」が到来しています。２学期の中間考査も近づいています。南高生には「文武自考」の精神で、自己の学びを一層深めてほしいと思います。